WindFoiling

ウィンドサーフィンとフォイルに関するブログです。

2023年春の逗子試乗会ピックアップ

つづき
最初にFANATICのフリーウェーブ115を乗ってみました。セイルはニールプライドのフュージョン6.0を組み合わせてみました。

色は綺麗な青で、スワローテールです。少し波があるので、逗子の小波でどれくらい動けるのか試して見ました。

この浮力があると、とても楽にセイルアップができます。しかしどうも今日のコンディションには合わなかったようです。
走り出しも大きくて重い印象でした。これはスピードよりにストラップがついていますが、内側に寄せればラージウェイブっぽく動けるとのことでしたが、フィンも幅も大きすぎる感じで、自分の乗り方には合いませんでした。
つづいて
タブーの3Style+ 106Lに試乗してみました。

テールはスワローテールで、トライフィンです。

今年は波の中でも暴れないようにノーズを尖らせたんだそうです。

セイルは5.7を付けて試乗しました。これはとても良かったです。走り出しも早くトップスピードも良く出ます。かつ小波の中でも良く回ります。逗子で乗るにはこのくらいのサイズが丁度良いのかもしれません。楽に乗れるので上達した気分になってしまった。
その他
人気で試乗は出来なかったのですが、JPのフリーウェーブとゴヤのラージウェーブも他のメンバーからは絶賛されていました。100Lくらいのこのクラスは、逗子の春には丁度良いのかもしれません。

ウィングのトレンド
ウィングのトレンドをメーカーの人に聞いたので、記載しておきます。
フォイルもウィングも毎年大きくなる方向でしたが、今年は少し小さくなっている気がします。

フォイル

手前右側の大きいフォイルは微風から初心者用で1700くらいです。
手前左側が丁度良いサイズで、1200-1500くらいだそうです。
乗れるようになれば、小さい900くらいがベストなんだそうです。やはり大きいフォイルは動かないので、面白くなくなるそうです。

ウィング
ウィングも一時期どんどん大きくなっていきましたが、最初は4.5m2で十分なんだそうです。この黄色いウィングは4.5ですが、微風から強風まで良く走るそうです。


ボード
ウィングのボードはサイズが色々あるのでちょっと詳しく紹介します。
このスターボードの板は、初心者用でちょっと大きめです。このくらいのサイズでまずは慣れて行く必要があるそうです。サイズは6’3”で100L以上あります。

テイルにステップが入って直進安定性が良いそうです。

AKのこのサイズも乗りやすいのだそうです。

サイズが5’6”で90Lなのでだいぶ小さくなります。

フォイルのセッティング位置は乗り手の好みが判れるようで、調整範囲が最初の頃よりもとても広くなっています。

このAKのボードはボリュームは90Lですが、厚みはかなりあります。

これもスターボードのボードですが、

やはりフォイルのセッティング範囲がものすごく広くなっています。

AKのコンパクトになるとボードも小さく結構むずかしそうですが、慣れればこれくらいが気持ち良いのだとか。

初心者用の117Lの大きいサイズもあります。

長さは180cmで、幅も80cmあり、ボリュームも117Lなので相当な浮力です。

つづく

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2023年のフリーラン増刊カタログ号は5月22日に発売です!やはり落ち着いてページをめくりたいですね。