2019/04/20 南風10m
今年初めて
フォイルに乗りました。そこそこ風が有ったので、ウォータースタートの練習をしてみました。ちなみにウォータースタートと言うのは、風の力でセイルと体を水から引き上げてもらうボードへの立ち方です。
ウォータースタートとは
普通はボードの上によじ登って、アップホールラインを引いてセイルを水から抜いて起こして(セイルアップと言います)走り出しますが、セイルで風をとらえて、セイルが起き上がる力を利用して、体も引き上げてもらうのがウォータースタートです。
ウォータースタートが出来るようになると、セイルを自分の力で引き上げないので、体力が温存でき、風をすでに取っているので、強風でも走り出しやすくなります。
フォイルでウォータースタート練習
ちょっと練習しましたが、結果直ぐにできるようになりました。
実際のコツは、去年の津久井浜のワールドカップで見た、選手達のビーチスタートのやり方と同じで、身体をまずセイルに風を入れて浮かせ、後ろ足を水面下ぎりぎりから回してボードの端(エッジ)にかけて、ボードとの距離を取り、後は前足がフォイルに触らないように、セイルを起こして立ち上がります。
ボードに近づくとフォイルに足が当たってしまうので、後ろ脚を乗せるまでは、出来るだけボードとの距離を取るのが良いようです。
セイルコントロールが大事
セイルを水から上げると、フォイルの水中抵抗が大きく直ぐにボードが体に寄って来ます。なので、ボードを風下に向けるようにセイルをコントロールして、少し走り出させると、体も浮いてきてボードとの距離も取れます。
これで安心
風速も秒速10mを超えてくると、5.7m2のセイルでも、少しビビり始めます。セイルアップが出来なくなったらどうしようとか考えると、あまり沖だしできなくなります。やっぱり、ウォータースタートができると強風に対する恐怖心がガクンと減ります。
風があればフォイルでも意外とウォーター(スタート)ができるという事が判りました。
おしまい
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