WindFoiling

ウィンドサーフィンとフォイルに関するブログです。

NEWセイル セバーンMach5 本栖湖初乗り

2022/08/27 本栖湖 曇り
9時に横浜を出て13:30に本栖湖に到着しました。夏休み最後の週末なので高速道路は激混みでした。今日の本栖湖は曇りですが、そよそよ吹き始めています。
やっと本栖湖に間に合った、ニューセイルのセバーンMach5 に乗ってみます。

リグ(ウィンドサーフィンでは道具のことをリグと言います。)
ボード :JPフリースタイル100 2013年購入 
だいぶ年季が入ってきました。フィンはJP FreeStlye 20cm。ジョイントは良くわからないので、まずは真ん中です。

セイル:セバーン Mach5 2022年モデル!
事前に自宅で一度張っていたので、簡単にセットアップできました。慣れればノーカムセイルに比べてカムを入れる時間が多少かかる位です。マストはガストラRDMカーボン100 430で、ブームはAMEX160を30cm伸ばして190cmとしました。ハーネスは良くわからないので、スリーブの端がセンターに来るようにしてみました。ブームの高さはとりあえずカットアウトの真ん中にセットしています。

ダウンは-3cmの430cmですがこれがミニマムかなと思います。これ以上緩めるとセイルの形が崩れてきます。アウトは-2cmで188cmで、ちょっときつめと言った所です。このセッティングでもリーチはテロテロです。大丈夫なんだろうか・・・

いざ出廷
雨が来そうですね。セイルを張っている間に雲が広がりましたが、風は入って来ました。

セイルアップ
広いスリーブに水が溜まるかと思いましたが、スリーブに入った空気で浮いている感じで、水はそんなに入りません。ちなみにこの下のモデルのOVER DRIVEより33%スリーブが太いのだそうです。(つまり33%速い・・・かも)
流石に普段のフリースタイルセイルに比べると重いですが、持ち上げられない程ではありません。ただカムが上を向いているときに風が吹いていると、セイルが強烈に湖面に押し付けられてなかなか浮かすことができません。(さすがレースセイル。なのでカムを返すか、風が弱くなるのを待ってセイルアップするのでした。)
それと、セイルのフットがなかなか水から上がってきません。一番下のバテンがいつまでも水の中にいる感じです。なので、いつもよりヒョイッと持ち上げる必要がありました。(最初はちょっと焦りました。)
走り出し
重量は感じますが、いつものセイルよりも低重心な感じで、ブームの下に重心があるので意外と安定しています。取り回しは少し重たいですが、風が入ると直ぐに軽くなります。走り出しは大変良いです。セイルを落としたときにアウトが外れてしまいました。ニールと違いこのセイルはアウトもちゃんと引かないといけないようです。
滑走感
プレーニング(滑走状態でだいたい時速25Km/h程)に入ると、あっという間にセイルが軽くなります。最初は重いと思っていましたが、ハーネスラインが前すぎでした。ハーネスラインの前側がスリーブの端になるくらいが丁度良い感じです。
陸上ではテロテロリーチが微風時が心配な程でしたが、セイルに風が流れ始めるとビシッと綺麗に揃って、バタつくことはありません。

このセイルはマストを強烈に曲げているのですが、それが風下側に回ってリーチを引っ張って整えている様です。

アンダー
流石にカムセイルだけあって、走り出したらなかなか止まりません。ブローホールにも強いです。風が吹いていないと、カムは返りにくいですが、足で押し込んだり手で押したりする必要はありません。エイ!とパンピングして、一つのカムが返ればパタパタと4つのカムが返ってくれます。

オーバー
今日の本栖湖は途中結構強く吹いていましたが、吹けば吹くほど軽くなる感じで、6.2m2なら安心してセイリングすることができます。
カムセイルの吹けば吹くほど軽くなる感じは久しぶりですが、気持ちいいです。
ジャイブ
めちゃくちゃイージーです。カムセイルはジャイブが難しいと言う昔の先入観がありましたが、今のカムセイルはノーカムセイルよりもジャイブが楽です。うそだと思うかもしれませんが、ジャイブで勝負がついたりするレースの世界で鍛えられているせいか、セイルの重心が低いせいか、スーッと入ってスパーンと返ります。ジャイブ後のカムの返しはプレーニングする風があれば、勝手にパタパタと返ってくるので、心配無用でした。
自己記録更新
本栖湖での自己記録を更新しました。まだ全然乗れていないのに満足です。

これ以前にも違うGPS時計で50Km/h超えを記録していたのですが、いい加減なGPS時計だったり、前に飛ばされたり腕を突き出したりすると、瞬間的すごい記録が出ていたりして、ぬか喜びするのですが、データを見ると今回の記録はちゃんとレグの真ん中での記録でした。

その他
J25浅野プロがフォイルでカッ飛んでいました。僕より相当速かったです。全く追いつけませんでした。少し前のフォイルは遅いスラローマと同じくらいだったのが、もう普通のスラローマより速いですね。

おわりに
最後に友人が面白いビデオを紹介してくれたので載せておきます。

www.youtube.com

フリスタボードとフリスタセイルで60Km/hを出しています。
まだ全然ボードとのセッティングも決まっていませんが、フリスタボードでもこのセイルがあればまだまだ速く走れそうです。
次回本栖湖に行くことがあれば、ブームを下げ、ジョイント位置をもう少し前にして、先ずは55Km/hを目指して見ようと思います。

おしまい

Amazon情報
2022年のカタログ号にはMach5は記載されていません。

ご紹介
ウィンドサーフィンに興味がわいたらのぞいて見て下さい。

www.kayasup.com