WindFoiling

ウィンドサーフィンとフォイルに関するブログです。

ウィンドサーフィン用 フォイルDay1 その3

 逗子でも時々見かけるようになったフォイルですが、ついに購入しました。

 

つづき 20181201(土)
今日は南風微で初の出廷です。13時から15時まで2時間程楽しみました。

ボードはJPフリースタイル100L、セイルはニールプライド ウィザード5.7です。 

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浮かす

ある程度スピードが出ていれば、どうにかしてノーズを少しでも上を向けると、あっという間にボードがふわりと浮かび上がります。

ここからがウィンドサーフィンとは全く異なる乗り物です。

最初はどうしても浮かせたい気持ちがあるので、浮かせようとするとあっという間にボードが浮かんで、どんどん高度が上がって行きいきなりドスンと落っこちるでしょう。

”ふわっと浮くまでは簡単だが、ドスンと落ちる”

これか!

 

では解説します。

ウィンドサーフィンの場合は、どうにかしてノーズを上げる方法は、なん通りかあります。

1.セイルを開く。

 速度を出すときにセイルに入れた風のパワーをマストを通してボードに伝えていますが、セイルを開いて風を逃がすと風のパワーがなくなりノーズが浮いてきます。

2.前足の荷重を抜く。

プレーニングに入る時は前足で押し込んでいますが、それをひょいと抜いてやればボードのノーズが上を向きます。

3.後ろ脚に荷重する。

後ろ脚に荷重をかけます。後傾しても後ろ脚に荷重がかかってノーズが上を向きます。

 

ウィンドの場合は、それぞれの方法で結果が異なりますが、フォイルの場合は同じ結果になります。

プレーニングするほどの速度が出ていれば、水中のウィングには体重80Kgの僕を簡単に空に持ち上げるだけの十分な浮力が働いています。

その翼の角度をほんの少し上向きにするだけで、フォイルは浮き始めます。浮き始めると、急に抵抗が減り速度を上げて行きます。

体が追い付かないと、そのまま上昇を続けて行き、フォイルが水面から出てしまうと一気に浮力を失ってドスンと落下してしまいます。

 

フォイリング

浮くのが簡単なのは良く分かりました。

ほんの少しノーズを上げただけでふわりと浮き上がります。フォイルは浮かすまでは鈍感ですが、縦方向の動きにはすごく敏感な乗り物です。なので、ふわりと浮かせたら直ぐに元の状態に戻す必要があります。どのくらいで元に戻すかと言うと”ホイ!”って口で言う位の瞬間です。つまり2~3秒って所です。高度が足りなければ、また”ホイ!”、”ホイ!”っと足して行く感じです。

ここからがウィンドサーフィンとは全く異なる乗り物です。

 浮くと今までの横方向に抵抗になってくれていたマスト部分が水面に出てきて、急に横方向の機動性があがります。逆に言うと直進性が無くなります。

ここからは、フォイルの傾きで方向が決まるようになるのです。もうマストの水中抵抗には頼れません。

つまり真っすぐ走りたかったら、フォイルを左右水平に維持する必要があるのです。

もちろん前後も水平にしておかないと、直ぐに水面から飛び出して墜落してしまいます。

 

手っ取り早くその体制を取るには、ボードを左右水平、前後水平に保つために、ボードの上にまっすぐ立って、セイルを開いて静かにしておくことです。

つまり

”ふわっと浮いたら、セイルを開いてなにもしなければ、フワーな感じ”

で音もなく飛んで行きます。

 

飛び続けるには

飛んで高度を保つためには、”ほんの少し”セイルと閉じて風を入れたり、”ほんの少し”セイルを開いてかぜを出したり、入れたり出したりをさぐりながらゆっくり行う事になります。

 

”ほんの少し”とは、声を出して言えば”あぁ~”くらいで、時間で言えば5~6秒くらいで、ブームの動きで言うと5cmか10cmってところです。

”ふわっと浮いて、あ・あ・あ~~な感じ”

にコントロールするわけです。

 

 

ここだけの話  

”ふわっと浮いて、あ・あ・あ~~な感じ”

じゃ判らないという質問に対して、某氏は

”そうだな~初夜の感じかな~”

と大人の答えをしたそうです。

 
購入品情報 

Windsurfing MAGAZINE(5) 2018年 11 月号 [雑誌]: Freerun(フリーラン) 増刊

Windsurfing MAGAZINE(5) 2018年 11 月号 [雑誌]: Freerun(フリーラン) 増刊

 

 
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