つづき
今日は昨年から気になってた逗子のウィングの陸トレを行って来ました。
ウィングの持ち手
Nashのウィングは持つ所が沢山ありますが、基本の場所は決まっています。前から2番と7番だそうです。
TIPS:慣れてくると、もちては逆手(さかて)が良いようです。逆手とは逆上がりのときに鉄棒を持つときの持ち方です。人間の骨格は逆手で下に引くのに都合がよく、力が強く入るようにできています。順手だと意識せずにひねってしまっているので、均等にウィングをコントロールできません。
ウィングの練習
ウィングはリーシュコードを腕につけて海にでます。ボードのに座って引き寄せます。
引き寄せたら前の持ち手を持って水を抜きます。
風を通してウィングを持ち上げます。
クルリと回して持ち手が下になるようにします。
ウィングの幅(ウィングスパン)は3mなので、1.5m以上に上げておけば翼の先端が水に着く事はありません。
ボードへの立ち方
ボードの上に立つときは、まずは膝たちから片足立ちになり立ち上がります。たちあがったらウィングに風をいれて安定させます。
最初は前の手を頭より高く上げて風を通して、
ウィングを空中にできるだけ高く浮かせます。
ウィングに風を入れた状態でボードに立ち上がります。
陸トレ
最初は風をウィングに入れてみて頭上でウィングを維持できるように練習します。
前の手を引っ張ってしまうと、ウィングに裏風が入ってしまって、ウィングに潰されてしまうので、前の手は伸ばし気味にします。ウィンドサーファーはウィングを横に引こうとしますが、それは間違いです。ウィングは頭の上でシバーさせておき下に引くイメージだそうです。風上に上がる時は少し横に引きますが、斜め45度くらいなんだそうです。
前の手を伸ばしたままで、後ろの手を引くと風をはらんで力がでてきます。右手を前になった時と左手を前になった時の両方を練習して、安定してウィングが頭上で維持できるようにします。
パンピングは五木ひろし
ウィングでのパンピングは後ろの手は五木ひろしのように引き付けて、前の手は前上に突き出すようにしてパンピングします、それがボードが前に進む推進力を得ます。
ウィンドは両足は均等か後ろ脚荷重で乗る事が多く、フォイルは後ろ脚荷重ですが、ウィングは前足荷重です。パンピングとともに前足に荷重して前へ前へとボードを送り込んでフォイリングに必要な速度を得るそうです。速度はフォイルのサイズにもよりますが、8Km~10Kmくらいなので、人が走る速度程度で浮き上がるそうです。
コントロール
ウィンドサーフィンはセイル8割、ボード2割のイメージでコントロールしますが、ウィングは逆でウィング2割、ボード8割だそうです。浮いてしまえばボードの上に立っているだけで、浮きつづけるために必要なパワーをウィングからちょいちょい供給するだけで良いようです。
タック(風上回り)
ウィングから風を抜きボードの進行速度を使ってターンして行きます。ウィングを頭の上にキープして手を持ち換えます。
ジャイブ(風下回り)
ウィングから風を抜きボードの進行速度を使ってターンして行きます。ウィングを頭の上にキープして手を持ち換えます。
そうなんです、ウィングはタックもジャイブもウィングの操作は同じ動きなんですね。頭の上で持ち換えるだけなんですね。ボードを回すのは自分の足の力だけです。
海上での練習は最初は、波の無いときにSUPでウィングの扱い方を練習してその後フォイルにした方が良いそうです。本栖湖のような湖が練習には最高だそうです。
動画じゃないと判らないという人は、教えてくれたNashのあっちゃんの動画をどうぞ
昔も
ウィングってあった気がするんですが、特許が切れたんですかね?その時のウィングはマストがついていた気がします。Youtubeを探してみたらありました。
ポンポン飛べて面白そうって思ってたんだよね。
おわりに
なんだか出来そうな気がしてきました。
おしまい