WindFoiling

ウィンドサーフィンとフォイルに関するブログです。

2020/7/11 逗子 南風12m 梅雨の晴れ間。やっぱりTAKAが好き

2020/07/11  逗子南風 今日はウィンドサーフィン。

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暴風の予報でしたが、そうでもありません。 そうでもないといっても、12mの風というのは普通の人には爆風で、海岸の砂が飛び始めるくらいの風になります。波もあまりない感じですが、この後少し上がって、セットで1.5mくらいはありました。こっちも遊泳禁止になるくらいの波です。

 

先週同様
先週に引き続き、ボードはJP FreeStyle100LにセイルはEZZYのTAKA3 4.1m2での出艇です。先週は雷が来たりして、風の強弱が激しかったのですが、風は先週よりは安定しています。今日の前半はウィングの陸トレだったので、それが終わってからの出艇でした。風が予報通りに上がれば、ボードを80LのWaveボードに切り替えます。

EZZYセイルのCalibrated Rigging”システムについて
EZZYセイルには、ダウンテンションを決める為のゲージがついています。

詳しくはこちららか

blog.livedoor.jp

EZZYセイルの多くのセイルはMax、Med、Minの三つのゲージがあり、調整幅は上下5mm程度しかありません。(画像はEZZYセイルから)

https://livedoor.blogimg.jp/ezzy_angulo/imgs/7/b/7b67759d.jpg

ゲージはついているのですが、EZZYセイルの場合はMINゲージより下はダラダラになって明らかにセイル形状がおかしく、MAXゲージより上はとても硬くて引けなくなります。なので力いっぱい引いたらそこがほぼMAXで、5mm緩めると丁度良くなります。

しかし
EZZYセイルのTAKAシリーズに関しては、調整幅が4cmくらいあり、Max、Med、Min1、Min2の四つのゲージがあり、どこを使うのかがとても難しいのです。特にMIN1からMIN2の間が広くなっているのがTAKAの特徴です。

今年リリースされた、EZZY WAVEシリーズも前モデルのEliteから変わっているようで、調整範囲が拡大され、2.5cm程あるようです。

Ezzy Wave Rigging

 

TAKA3のセッティング
今日の逗子ですが、まわりを見ると4.4~5.2m2と言った所です。いつもなら4.7m2をチョイスする所ですが、先週と同じ4.1m2のTAKA3をMin1でセッティングして出艇してみました。普通の人より体重のある(80Kg)の日本人としては大柄な僕ですが、周りよりずいぶん小さいセイルでしたが十分と感じました。このセッティングでちゃんとセイルは機能しています。やはりオンショアでプレーニングするにはMin1が正解のようです。

まだ、セッティングゲージは、Med、Maxまであるので、さらにボードを80LのWAVEボードに変えれば、20mまでは軽く行けると思います。12mの風まで5.6m2のセイルで行くなら、もしかしたら今時のセイルなら二枚でカバーできるのかも知れません。


まだまだ
フォイルに乗って分かったのですが、風は高い方が安定しています。マストをそのままで高い位置で張れば、更にアンダーに強くなって良いのでは無いかと思います。今までの常識は、セイルは出来るだけボードに近い低い位置に置いて、セイルの下から風を逃さないというものでしたが、風が弱くなったらジョイントを上げてラフ長を伸ばし、出来るだけ高い位置でセイルを張ればアンダーに強くなるはずです。

よく考えたら海面近くは抵抗が大きいので、風も波に乱されていますが、ここは捨ててカイトのように、より高い位置の風を利用した方が効率的なはずです。セイルのセッティングはまだまだ奥が深いです。5.6m2のセイルはマストが400cmで、TAKA3は370cmですが、もし上手く行けばマストも400cmの1本で済むかもしれません。今度実験して見よう。

 

おわりに
右手の小指を突き指してしまった。最近ついつい油断してひねったり捻挫することが多くなった気がするので、落ちる瞬間まで気を引き締めておかないと行けないですね。
再来週の本栖湖合宿までに治るだろうか・・・

ウィングの陸トレについては、別記事にします。

 

おしまい 

 おや?Amazonに逗子の小林悠馬プロのビデオもある様です。

Windsurfing Freestyle JWA Pro Tour 2018-2019