2020/06/20 逗子 晴れのち曇り 南風5m
今日は逗子の艇庫の試乗会です。次に注目したのはグラフィックの綺麗なGoyaのボードです
Goyaのボード
ホームページにも乗っていないまだ入ったばかりのボードだそうです。日本で三人目の試乗になります。色とグラフィックはゴヤのボードらしく綺麗です。
コンパクトで全長も短くウィンドフォイリング専用のボードです。長さは200㎝ちょっと120Lくらいでしょうか。アウトラインもレイルも丸く、見るからに優しそうです。持った感じはとても重いです。
写真を撮り忘れてしまったのですが、このボードの特徴はボトムにあり、ウィンドサーフィンのボードのようにフラットではなく、船のよう凸っています。その辺がどうなのか試乗してみます。
Liftフォイル
フォイルだけでなくマストも胴体もカーボンで軽くできています。フロントウィングが大きく直ぐに浮きそうです。一方胴体は極端に短く安定して走るのか不安になります。
セイルはGAのMatrix6.7で乗って見ます。
試乗
風があればフォイルのウィングが大きいので直ぐに浮きあがります、しかし胴体が短いせいか安定性が厳しい感じでした。運動性が高いともいえそうです。それにこのGoyaのボードはボトムが船みたいなラウンドボトムになっていて、風が入ってさあこれからっとマスト荷重を強めると・・・沈んで行きます。ちょうどSUPにフォイルを付けたような感じで、ウィンドサーファーには向かない特性だと思います。ウィングやSUPなら良いのかもしれません。
Goyaはボードもセイルもとても綺麗なので、毎回購入候補にはあがるのですが、試乗してみるとどうもしっくりこないです。なんと言うか懐が狭い感じです。吹けば速いのですが、ゴヤの好きなコンディションでしかテストされていないのでは無いかと思ってしまいます。短時間の試乗ではGoyaの良さは引き出せないかもしれません。
ほんとは
ボードはGoya のBoltにフォイルをつけて試してみたかったのですが、今回はタイミングが合いませんでした。
Goya Windsurfing - Boards - Bolt Pro
このボードもフォイルレディになっていて、サイズも115Lくらいかな、形も良く色も良く速そうです。ボトムもウィンドサーフィン用になっているので、フォイルもウィンドサーフィンも楽しめるようになっています。ただ裏がえすと、カットアウト(切り欠き)が実は黒い色を塗っただけになっています。
(たしかにパトリスのような早ければ良いでしょってのもフリーライド用では味気ないし、グラフィックデザインは大事ですがいや~それは違うと思うな~)
おわりに
毎回試乗するとその道具の良いところを探そうと思って乗っていますが、今回のGoyaボードの良いところは。。。
色がきれいなところ!
つづく