WindFoiling

ウィンドサーフィンとフォイルに関するブログです。

Day13本栖湖 フリスタセイルに変更 その1

2019/08/17 本栖湖 10M

今日は逗子セットでフォイルを試します。風は先週と同じ本栖湖レギュラーの10Mといった所です。

 

今日のセット

今回は逗子でいつもつかっているセットに変更して見ます。ボードはJPフリスタ100Lで、セイルは前回までは本栖湖で安定して飛びやすいと思って、フリーライドセイルとノーマルカーブのブームを使用していました。前回までのセットで練習したので、本栖湖を横断する程度に安定して飛べるようになりましたが、この組み合わせだと風が落ちた時にセイルできれいに漕げないことが分かったので、今回はセイルをニールプライドWizard5.7、ブームもワイドブーム、ジョイントもノースのパワーエクステンション(アルミ)に変更しました。これが逗子(海)で普段使っている、フリスタとフォイルのセットです。 f:id:nakarobo:20190921130037j:plain

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ブームの違い

ウィンドサーフィンのブーム(持つところ)は、カーブによってワイドブームとノーマルブームがあります。
ワイドブームはマストから直ぐにワイドに広がっていて、マスト手の小さな動きで素早くセイルのON,OFFがコントロールでき、またセイルが引き込みやすくなっています。

半面ドカンと風が入る感じがあるので、本栖湖のような風の強弱が激しいゲレンデでは走り出しにくく、乗りにくく感じるときがあります。

一方ノーマルブームは、ブームの一番広い部分がセイルのパワーポイント(セイルが風を受けた時の力の中心=だいたいは重心位置=運ぶときに頭で支える位置)近くに設定されていて、セイルのパワー中心を感じやすくなっています。つまりブームの一番広がっている所を挟んで両手でブームを持てば、だいたいそこにセイルで受けた風のパワーを感じられ、セイルのON/OFFもゆっくりとした感じで乗りやすくマイルドになります。

フォイルでワイドブームを使ってみると、最初はパワーのON/OFFが強く戸惑いましたが、そう思って使えば、慣れればどちらでも問題ないと思いました。ただ選べるなら最初はノーマルブームの方がフォイル初心者には向いていると思います。

 

セイルの違い

5.7m2近辺のセイルの外形を見るとどれも同じように見えて、違いは感じられませんが特性は全く違います。フリースタイスセイルは、セイルの中では一番風のON/OFFがはっきりしているセイルで、沢山漕げるように作られています。

具体的にはセイルをオフ(風を抜いた=いなした)状態にすると、セイルの形状が真っすぐになり、全くパワーを発揮しなくなります。つまりシバーの状態(風の向きとセイルの向きを平行)にするとセイルからのパワーは完全にゼロになります。

セイルをオン(風を入れた=はらんだ)状態にすると、セイルの形状が風呂敷のように膨らんで、最大パワーを発生します。つまり風の向きとセイルの向きを直角にすると、セイルがはらんでドカンと急激にパワーを発生します。

フォイルでフリスタセイルを使ってみると、走り出しは漕ぎやすくとても早く浮きました。

 

 

つづく