WindFoiling

ウィンドサーフィンとフォイルに関するブログです。

Day7 微風での上り

2019/6/1 今日から6月です。今日の逗子海岸は、南風6mでした。

今日はちゃんと飛べたのは3フライト程度です。風が秒速6mくらいあると少しは飛ぶ練習ができました。

 

今日のテーマは微風での上り

ウィンドサーフィンの場合は、基本はボードをフラットにするか、ヒールさせて風下側のエッジをかけつつ、風上から来る波を避けつつ風上に上って行きます。しかしフォイルで飛んでいない場合は、がっつりアンヒールさせて、ボードを起こして波を切って行く方が良く上るようです。

(ウィンドサーフィンでは、風上に行くことを、”上る”と表現します。)

 

ここが違う

フォイルはボードが動き出すと、水中翼により強力な浮力が発生するので、浮かない程度の風だったら、エッジを風上側に傾ける(アンヒールさせる)と、どんどん風上に上って行こうとします。つまりボードがフラットなら、本来は上に向かうフォイルの浮力を、アンヒールさせて風上側に向かせて、ウィンドサーフィンやヨットのデッドゾーンを超えて、風上に上って行けるようです。

 

そもそも

ウィンドサーフィンの場合は、ボードをフラットやヒールさせて保つのが結構難しく、人の乗っている側へついついアンヒールしてしまうのですが、フォイルの場合は自然にアンヒールしたらそのままアンヒールさせておいて構わないようなので、ボードトリムはウィンドサーフィンに比べると楽ちんです。それにフォイルやマストが大きいので、水中の抵抗となってボードが安定しています。

 

WCでも

5月の津久井浜でのワールドカップでも、選手達はがっつりアンヒールして風上に上って行きます。やはりフォイルの浮力を風上に上がって行く力に変換して、どんどん風上に上って行くように見えました。

 

おしまい