WindFoiling

ウィンドサーフィンとフォイルに関するブログです。

ウィンドサーフィン用 フォイルDay2 その2

逗子でも時々見かけるようになったフォイルですが、ついに購入しました。

 

二回目 12/9(日)
今日は北風で二回目の出廷です。朝10時から14時まで、4時間程楽しみました。

ボードはJPフリースタイル100L、セイルはニールプライド ウィザード5.7です。

フォイルは今年出たばかりの、NP GRIDE WING です。 

 

セットアップ変更

初日は後ろのウィングを浮きやすい角度のセットしましたが、浮きすぎ感があったので、前後均衡に戻しました。このウィングはネジにワッシャを噛ませることで後ろのウイングの角度を変えて浮きを調整できるのです。

前だけかませると浮き重視、後ろだけかませると下げ重視です。両方かませると均等になります。

”最初は浮き重視で”と説明書に書かれていました、ウィンドサーフィンで普通にプレーニングできるのであれば、最初から均等で十分だと思います。

どうしても浮かなければ浮き重視に変えれば良いと思いますが、体重80Kgの僕でも浮き過ぎるぐらいで、けっこう浮き過ぎます。 f:id:nakarobo:20190905224804j:plain

 

一つ問題点

ちなみにこのフォイルは説明にあるように後ろだけワッシャをかませることができません。胴体と後ろウィングがあたってしまって固定できません。無理にネジを閉めると後ろのカーボンウィングが割れてしまいそうです。

 

出廷

今日の逗子は寒い(最高気温が10℃)のに混んでいました。学生もいて網も入っていて湾内は混み混みでした。Yahooの予報では北東4Mでしたが、北風でブローで風速が8Mくらい、逗子マリーナの最大風速は10M程ありました。つまりフォイルで無くても十分にウィンドサーフィンがプレーニングして楽しめる風域です。フォイルは僕一人でした。ウインドのセイルサイズは6.7~8くらいで、僕のがセイルが一番小さい感じでした。

 

十分な風があるとき

フォイルは強風ではつらいと言われていたので、最初はちょっとビビッて乗れませんでした。走り出すと浮き過ぎて、ふらふらして墜落を繰り返していました。

ここで、アントワンアルボ―のヒントを思い出しました。”浮かないように飛べ” です。

フォイルは浮かしたいときに”ちょっと後ろ脚に加重を掛けるか、セイルを開く(つまりマスト荷重を抜く)とふわっと浮き上がります。少しボードを浮かしたら直ぐに荷重を戻せば、その高さで飛び続ける事ができます。しかし、強風になってビビッてセイルを開いてしまうと。直ぐにボードが浮いてきます。そこで浮かないようにノーズを抑えて(つまりマスト荷重)をずっとしておけば普通に飛んで行く事ができるのです。

また、そんなに浮かさなくても、マスト荷重を続けておけば、遅いウィンドと同じようにプレーニングして行きます。

 

”落ちる時に加速する”

また、落ちる時が加速のチャンスです。フォイルが水から抜けて墜落する時では無く、自然とノーズが下がってくるときにフォイルは加速します。その加速を使って次の浮上の速度を得る感じです。

フォイルがふわふわ浮いてきたら、ついついセイルを開いてしまうのですが、これは逆効果です。セイルを閉じてマスト荷重を強めます。この感覚がウィンドと逆なので難しいのです。ウィンドはウィンド、フォイルはフォイルと頭を切り替えましょう。

ウィンドの場合は浮き過ぎたら、セイルを開いて風を逃がせば降りてきますが、フォイルはロケット発射!みたいに強風にビビッてセイルを開くとどんどん浮いてきます。

 

乗り方が変わった

フォイルが浮いてきたら、”体を起こしてふわふわ乗っておけ”と昨年は言われていましたが、今年は違います。フォイルが浮いてきたら、セイルは引き込み、ボードをベアさせてフラットに飛べに換わっています。

こうすることで、ノーズを低く構えて結構なスピードで飛ぶことができます。

たしかに昨年の津久井浜のワールドカップでは、ふわふわ飛んでいましたが、今年はガッツリセイルを引き込んでスピードアップしていました。

フォイルは一年で乗り方が変わっています。

 

フォイリングに必要な風速

フォイルは浮くためにはある程度の風速が必要です。僕のボードであれば、ウィンドで片足がストラップに入る程度、つまり5m程度の風が必要です。浮いてしまえばこっちのもの。風が弱くてウインドが次々と失速して行く中をふわふわ飛んで行く事ができます。

失速しない理由は、もちろん水中のフォイルにあります。

ウィンドの場合は、フィンを曲げて揚力を得ていますが、風が抜けるとフィンが戻ってボードのリフトが止まり接水して減速してしまいます。

フォイルの場合はフォイルそのものが水中では下方向の抵抗になるので、一度浮いてしまうと簡単には沈んで行きません。フォイルはそれなりの大きさがあるので、人を乗せて飛んでゆけるのです。ボードが接水しない分抵抗が少なく弱い風でも飛んで行けます。

 

浮かさなくて良い

浮かさなければ普通の130Lくらいのフリーライドの感覚で、プレーニングして行きます。

 

ここだけの話

鎌倉の重鎮が最初にフォイルに乗った時は全然のれなかったので、暫くやめてしまったそうです。しかし最近新しいフォイルに乗ったら凄く安定していて今は結構はまっているそうです。

理由はフォイルの胴体が最初のころよりずいぶん長くなって安定してきたからのようです。フォイルの動体が長い程飛行が安定します。

僕のフォイルの胴体は80cmで短めです。


おわりに

二回目で結構安定して乗れるようになりました。次回は逗子の湾口まで行ってみようと思います。

 

購入品情報
フォイルの購入・乗り方相談はこちらへどうぞ
http://www.kayawind.com/

 

 Amazon情報

最初にフォイルを意識したのはこの本かな

bo-二回目
今日は北風で二回目の出廷です。朝10時から14時まで、4時間程楽しみました。

ボードはJPフリースタイル100L、セイルはニールプライド ウィザード5.7です。

フォイルは今年出たばかりの、NP GRIDE WING です。SMALLサイズのウィングです。

このフォイルは、POWER BOXに付く最初のフォイルだと思います。

最近はやりの低速高揚力タイプで、フォイルサーフィンやフォイルSUPで使われているタイプで、最新の形状をしています。

 

前回は後ろのウィングを浮きやすい角度のセットしましたが、浮きすぎ感があったので、前後均衡戻しました。このウィングはネジにワッシャを噛ませることで後ろのウイングの角度を変えて浮きを調整できるのです。

前だけかませると浮き重視、後ろだけかませると下げ重視です。両方かませると均等になります。

”最初は浮き重視で”と説明書に書かれていました、ウィンドサーフィンで普通にプレーニングできるのであれば、最初から均等で十分だと思います。

どうしても浮かなければ浮き重視に変えれば良いとおもいます。けっこう浮き過ぎます。

 

一つ問題点

ちなみにこのフォイルは説明にあるように後ろだけワッシャをかませることはできません。胴体と後ろウィングがあたってしまって固定できません。無理にネジを閉めると後ろのカーボンウィングが割れそうです。

 

出廷

今日の逗子は寒い(最高気温が10℃)のに込んでいました。学生もいて網も入っていて湾内は混み混みでした。Yahooの予報では北東4Mでしたが、北風でブローで風速が8Mくらい、逗子マリーナの最大風速は10M程ありました。つまりフォイルで無くても十分にウィンドサーフィンがプレーニングして楽しめる風域です。フォイルは僕一人でした。セイルサイズは6.7~8くらいで、僕のが一番小さい感じでした。

 

フォイルは強風ではつらいと言われていたので、最初はちょっとビビッて乗れませんでした。走り出すと浮き過ぎて、ふらふらして墜落を繰り返していました。

ここで、ヒントを思い出しました。”浮かないように飛べ” です。

浮かないようにノーズを抑えて(つまりマスト荷重)をしておけば普通にプレーリングして行きます。浮かしたいときに”ちょっと後ろ脚に加重を掛けるか、セイルを開く(つまりマスト荷重を抜く)とふわっと浮き上がります。

少し浮かしたら直ぐに荷重を戻せば、その高さで飛び続ける事ができます。

 

”落ちる時に加速する”

また、落ちる時が加速のチャンスです。フォイルが抜けて墜落する時では無く、自然とノーズが下がってくるときに加速します。その加速を使って次の浮上の速度を得る感じです。

フォイルがふわふわ浮いてきたら、ついついセイルを開いてしまうのですが、逆効果です。セイルを閉じてマスト荷重を強めます。この感覚がウィンドと逆なのでむずかしいのです。ウィンドの場合は浮き過ぎたら、セイルを開いて風を逃がせば降りてきますが、フォイルはロケット発射!みたいにセイルを開くとどんどん浮いてきます。

 

フォイルが浮いてきたら、体を起こしてふわふわ乗っておけと昨年は言われていましたが、今年は違います。フォイルが浮いてきたら、セイルは引き込み、ボードをベアさせてフラットに飛べに換わっています。

こうすることで、ノーズを低く構えて結構なスピードで飛ぶことができます。

たしかに昨年の津久井浜のワールドカップでは、ふわふわ飛んでいましたが、今年はがっつりセイルを引き込んでスピードアップしていました。

一年で乗り方が変わっています。

 

フォイルは浮くためにはある程度の風速が必要です。浮いてしまえばこっちのもの。風が弱くてウインドが失速して行く中をふわふわ飛んで行く事ができます。

失速しない理由は、もちろん水中のフォイルにあります。

ウィンドの場合は、フィンを曲げて揚力を得ていますが、風が抜けるとフィンが戻ってボードが接水してしまいます。

フォイルの場合はフォイルそのものが水中で抵抗になるので、一度浮いてしまうと簡単には沈んで行きません。それにそれなりの大きさがあるので、人を乗せて飛んでゆけるのです。ボードが接水しないので少ない風でも飛んで行けます。

 

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浮かさなくて良い

浮かさなければ普通の130Lくらいのフリーライドの感覚でプレーニングして行きます。

 

 ここだけの話

鎌倉の重鎮が最初にフォイルに乗った時は全然のれなかったので、やめてしまったそうです。しかし最近新しいフォイルに乗ったら凄く安定していて今は結構はまっているそうです。

理由はフォイルの胴体が最初のころよりずいぶん長くなって安定してきたからのようです。動体が長い程安定します。


おわりに

二回目で結構安定して乗れるようになりました。次回は逗子の湾口まで行ってみようと思います。


購入品情報
フォイルの購入・乗り方相談はこちらへどうぞ
http://www.kayawind.com/