2019/05/15は
津久井浜のウィンドサーフィンのワールドカップ最終日で、レースと表彰式がありました。
津久井駅を降りると結構の雨が降ってきました。あわてて駅前のコンビニ入り傘を買って、ビールを買って、おつまみを買いました。観戦モードONです。
会場に着くと
雨が過ぎて南風が吹いてきました。津久井浜のレギュラー(いつもの風)は北東でサイド(つまり浜から海を見て、左から右に風が吹き抜ける)ですが、南風は津久井レギュラーの逆で、クロスオンと言った感じです。風速はそれなりにありフォイルなら飛びそうな感じです。
予選開始
フォイルの男子予選が始まります。日本人選手も多数出ているので、期待して行きましょう。
津久井浜から肉眼で見るとこんな感じです。結構沖で行われるので双眼鏡が必要です。
会場には大きなモニタもあるので、ドローンからの映像等も放送されていました。
MCは今年もニールプライド(セイルメーカ)のJ-46 脇本さんでした。
ビーチング
ビーチから選手が出て行くのを見ていると、だいたいセイルを1回、2回、3回っと漕いで、ふわりとフォイリング(浮いて)に入って行きます。漕ぐのは3回です。
フォイルのレース
フィイルのレースと言うのは、アップウィンドレース(一度風上に上って、後は下って行くレース)です。理論的にはヨットやウィンドサーフィンは風上45度まで進めるので、風上に向かって45度づつジグザクしながら風上のマークへ上って(向かって)行きます。そこで海上に浮かべた黄色いブイを回ったら(マークを回航すると言う)風下のブイに向かってこんどは下って(降りてとも言う)行きます。
小さい黄色いのがブイです。昨年に比べてもだいぶスピードアップしているように見えます。
昨年はまだふわふわ飛んでいると言った感じで、選手もボードの上で体を起こしていましたが、今年はさらにセイルをがっつり引き込んで、大きくハイクアウト(ボードから体を外に出して)して飛んで行きます。
男子の予選
二回行われました。予選の場合は先頭がゴールラインを通過してから人数を数えて行き、予選通過人数を超過したら、黒旗(ブラックフラグ)となり、以降の選手は予選落ちとなります。
残念ながら男子の日本人選手は一人も決勝に進めませんでした。勝負の世界は厳しいです。この競技で勝利するには日本人選手に合わせた道具が必要かもしれません。
次に
女子のフォイルレースが行われました。
途中から風が落ちて(風が弱くなること)きましたが、なんとか成立した感じです。日本人選手は須永選手が六位辺りを頑張って完走していました。トータルで7レース成立したようです。後でレースの総合結果を確認してみます。
その後
今回のWCではスラロームのレースはキャンセルされ、男女とも不成立となりました。
男子決勝
男子のフォイル第4レースの決勝は、海上でずっと風を待って待機しています。
一度風がおちてしまい、風向が少し変わりました。本当は午後3時から閉会式の予定だったのですが、3時半まで風を待ってレースを続けるようです。
結局
3時半まで待ちましたが、風は上がらずに、男子のフォイル第四レースは不成立となってしまいました。また、女子のスラロームも決勝をすることなく不成立となりました。
ともあれ、フォイルは男子3レース、女子7レースが実施されました。
レースを実施した時の風速ですが、6~9ノットと放送されていました。つまり最低3mの風が吹いていたらレースを実施できるのがフォイルの良い所です。
つづく
参考情報
今回のワーク度カップでMCを務めた、脇本プロのページです。
購入品情報
ウィンドサーフィンとフォイルの雑誌です。春・秋の年二回発行なので、このレースの結果は秋号 ですね。
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