4/28は逗子海岸でウィンドサーフィン、フォイルの試乗会でした。
SUPフォイル
今年の目新しいのはこのタイプのボードです。。SUP FOILです。このボードはビルフットのモデルで、体重に合わせて3タイプあります。セットされているフォイルはNashのフォイルです。僕が試乗したのは100L程度の一番大きいタイプです。
試乗開始
全長が極端に短いので、すごく安定が取りにくいです。SUPはある程度長さが無いと安定しません。普通のウィンドサーフィンのボードにフォイルを付けると後ろがすごく重くなってしまうのですが、専用ボードの場合は前目についていて、テイルも分厚いのでテイルから沈んで行くことはありません。すごい短いSUPといった感じです。ウィンドサーフィンでSUPをやっているときと同じくらいの安定度です。つまり、ウィンドサーフフォイルの間隔で、フォイルだからすごく安定すると思い込んで乗って見ましたが、どうやら違うようです。
思ったように動いてくれない
フォイルは浮かないときは、水中では大きな抵抗になるので横方向にボードが安定するのですが、縦方向には抵抗が少なく良く動きます。つまり、横方向には抵抗になって自分が意識した程動いてはくれません。つまり横方向のバランスをボードを動かすことで取りたくても、ボードが付いてきてくれません。しかし縦方向には物凄く短いSUPに乗っている感覚で、前に後ろにバタバタ動きます。ノーズにもテイルにもボードに幅があるので、沈み始めるとベッタと張り付く感じになり今度は急に動かなくなる感覚です。
。SUPも今年初めてですが、やはりフォイルSUPも感覚が大きく違うようで、ほぼ静止状態で立ち上がるには慣れが必要だと感じました。
浮かなかった
少し慣れた後に必死に漕ぎましたが、今日はあいにく波も殆どなく、残念ながら全然浮いてくれませんでした。静水からでも上手に、SUPのオールと足を使って漕げば浮いてしまうようですが、全然浮きませんでした。
コツが必要
フォイルの試乗後コツを聞きましたが、ある程度の速度が必要なようです。GPSで計ってみると、8Km/hを超えると浮き上がるようです。SUPフォイルやサーフフォイルはYouTubeでも沢山映像が上がっていて、一度浮いてしまえば足で漕いで、どこまでも乗れるらしいです。
ちょっと怖い
ウィンドはブームを離さなければ、自分のフォイルに当たる事はまずありませんが、SUPの場合は落ちちゃうと、フォイルが近くをフラフラしているので、ちょっと怖いですね。それからリーシュコード(流れ止め)はコイルタイプです。
おわりに
SUPフォイルに初めて試乗してみました。レース用で無いフォイルの形状はだいぶ落ち着いて来た感じですが、ボードはこれからも進化しそうです。
一番右がJPのSUPフォイルボードとニールプライドのフォイル